最初に嗅ぐと「湿布みたい」と感じる人が多い、ウインターグリーンの香り。
でもその清涼感の奥には、じんわりと温かい安心感が隠れています。
疲れた心と体をほぐす、まるで“森林の湿布”のような癒しの香りです。
🪵 精油の特徴と香りの系統
ウインターグリーン精油(Wintergreen)は、ツツジ科の植物の葉から得られる精油で、
主成分のサリチル酸メチルが約90%を占めます。
この成分こそ、私たちが「湿布の香り」として馴染みのある成分。
つまりウインターグリーンは、“自然界の湿布”といえる香りなのです。
ただし人工的な刺激臭とは異なり、
天然精油のウインターグリーンは、森林の清々しさと草の甘みを含んでいます。

💆♀️ 心と体へのはたらき
この香りは、筋肉のこわばりをやわらげ、気持ちをリラックスさせる働きがあります。
冷たい風のように頭をすっきりさせつつ、
ゆるやかな温もりが心に広がる、二面性のある香り。
肩こりや疲労感を感じやすい女性には、特におすすめです。
🌅 日常での使い方
- 夜のリセットに:お風呂上がりのルームスプレーとして。
- 肩や首が重い日に:ハンカチに1滴垂らしてデスクに置く。
- スポーツ後に:呼吸を整えるように香りを嗅ぎ、筋肉をゆるめる。
※肌への直接塗布は避け、空間芳香やファブリックミストとして使用を。
🌿 Island Herb Izu Aromaの香り哲学
「Island Herb Izu Aroma」は、
“自然の香りを旅する”という発想から生まれました。
ウインターグリーンは、伊豆の山あいに吹くひんやりとした冬の風のよう。
清涼と温もりが同居する香りは、
忙しい日々の中に“深呼吸する余白”をもたらしてくれます。

ウインターグリーンは、北米の先住民が古くから「痛みを癒す葉」として利用してきた植物。
葉をすり潰して温湿布のように使い、狩りや労働で疲れた身体を癒していました。
後にこの植物から抽出されたサリチル酸メチルが鎮痛成分として広まり、
現代の湿布薬の香りのルーツとなったのです。
つまり“薬のような香り”ではなく、“森が生んだ自然の薬草の香り”。
その奥にある甘い余韻が、心までゆるめてくれます。
Q1:どんな人におすすめ?
疲れが溜まりやすい人、肩こり・眼精疲労を感じやすい人に。
Q2:香りの特徴を一言で言うと?
「自然の湿布」。清涼感と草木の甘みが共存する香り。
Q3:どんな場面で使うと効果的?
夜のリラックスタイムや入浴後のクールダウンに。
Q4:どんな香りとブレンドが相性がいい?
ユーカリ、ローズマリー、レモンなど、スッキリ系の香りと好相性。

ウインターグリーン精油は“湿布の香り”でありながら、
自然由来の深い癒しを感じられる香りです。
使い方次第で、薬のようではなく「森の清涼感」に変わります。
忙しい日々のリセットタイムに、
自然が生み出す“心と体のスイッチ”として取り入れてみてください。
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